# 蓋碗でのお茶の淹れ方

蓋碗でお茶を淹れるには、まず熱湯で器を温め、100〜150mlに対して5〜7gの茶葉を入れ、素早い洗茶で茶葉を目覚めさせてから、短い抽出を重ねます。一煎目は5〜10秒、以降は少しずつ長く。同じ茶葉で5煎から10煎以上淹れられます。

蓋碗は最も万能な茶器です。蓋、碗、茶托の三点からなり、陶土と違って匂いを溜め込まないため、繊細な龍井（ロンジン）から重厚な熟プーアルまで、どんな茶にも使えます。蓋で茶葉を押さえながら注ぎ、濃さを調節でき、開いた形のおかげで、煎を重ねるごとに茶葉が開いていく様子も観察できます。

1. **茶器を温める.** 蓋碗、公道杯、茶杯を熱湯でゆすぎます。温まった器は湯の温度を「奪わず」、乾いた茶葉の香りを引き出してくれます。温めに使った湯は捨ててください。もう役目を終えています。
2. **茶葉を入れる.** 標準の割合は100〜150mlの蓋碗に5〜7g。鉄観音のような球状の烏龍茶なら容積の3分の1ほど、白牡丹のようなかさばる茶葉なら半分ほどが目安です。蓋をした蓋碗を軽く振り、温まった茶葉の香りを聞いてみましょう。
3. **洗茶をする.** 茶葉に熱い湯を注ぎ、2〜3秒ですぐに捨てます。洗茶は細かな粉を流し、茶葉を「起こし」ます。緑茶や白茶では省略してもかまいませんが、烏龍茶やプーアル茶ではほぼ必須です。
4. **一煎目を淹れる.** 適温の湯を注ぎます。緑茶は80°C、白茶は85〜90°C、烏龍茶とプーアル茶は95〜99°C。5〜10秒待ち、蓋を数ミリの隙間を残して押さえながら、茶湯を公道杯にすべて注ぎ切ります。
5. **注ぎ分けて味わう.** 公道杯から茶杯へ注ぎ分けます。こうすればどの杯も同じ濃さになります。熱いうちに少しずつ口に含み、香り、質感、そして煎ごとの味の移ろいに耳を澄ませてください。
6. **煎を重ねる.** 次の煎は前の煎より5〜10秒長く。良い烏龍茶や生プーアルなら8〜12煎、緑茶なら3〜5煎持ちます。味が平板で水っぽくなったら、茶葉は出し切ったということです。
7. **よくある失敗を避ける.** 主な失敗は、緑茶に熱湯を注ぐこと（苦みが出ます）、一煎目を長く浸けすぎること（苦みが一気に出ます）、器を温めないこと、茶葉が少なすぎること。苦く感じたら、茶葉を減らすのではなく時間を短くしてください。

## コツ

- 100〜120mlの薄手で、縁が広く反り返った蓋碗を選びましょう。指はその縁を持つので、熱くなりません。
- 茶湯は最後まで注ぎ切ってください。蓋碗に残った湯は茶葉を煮出し続け、次の煎に苦みを加えてしまいます。
- 秒数の正確さにこだわりすぎず、茶湯の色と味を見てください。タイマーが必要なのは最初のうちだけで、やがて手が覚えます。

Source: https://www.dao-cha.info/ja/guide/gaiwan-brewing