黄茶の製法と味わい、淹れ方
黄茶を特徴づけるのは、悶黄という工程です。温度と湿度を管理しながら葉を置くことで、色や香り、味が変わります。水色が黄色いだけでは黄茶とは判断できません。
黄茶「黄芽」の乾燥茶葉。
写真: KirillK · CC0悶黄とは
殺青では、加熱によって酸化に関わる酵素の働きを抑えます。その後、葉を包んだり積んだりして、温度と湿度を管理した環境に置きます。途中で乾燥を挟む場合もあり、順序や時間はお茶によって異なります。これは製造技術であり、緑茶を湿った袋に放置しても良質な黄茶にはなりません。
種類と風味
君山銀針は湖南、蒙頂黄芽は四川、霍山黄芽は安徽で知られるお茶です。最初の二つは代表的な芽茶です。育った葉を使う黄大茶もあり、強めの火入れによって穀物や焙煎の香りがはっきり出ることがあります。
必ず甘いとうもろこしの味がするわけではありません。花や栗を思わせる香り、爽やかな風味もあります。穏やかなお茶でも、濃く淹れすぎれば苦味が出ます。
淹れ方の目安
芽茶なら80〜85℃の湯150mlに茶葉3gから試しましょう。蓋碗では、注ぎ始めから注ぎ出し始めまで15〜20秒を目安にして湯をしっかり切ります。茶こし付きのカップなら250mlに2gを使い、2分後に味を見て、好みの濃さで葉を取り出します。
どのお茶にも共通する決まりではありません。葉が大きく火入れの強いものは90〜95℃を試すか、販売店の案内を参考にしてください。薄ければ時間を延ばし、苦ければ時間や葉の量を減らします。
購入時の確認
生産者、産地、収穫年、製法を確認しましょう。「希少」「皇帝のお茶」という説明や黄色、高価格だけでは悶黄の証拠になりません。魅力的な説明だけで大量に買うより、少量を試すほうが選びやすくなります。
緑茶との比較も楽しめますが、予備知識は必須ではありません。保存はしっかり密閉し、湿気、熱、光、においを避けてください。
よくある質問
黄茶は胃に優しいですか?
茶類だけでは約束できません。穏やかな味は、体への刺激が少ない証拠にはなりません。黄茶にもカフェインが含まれます。飲んで不快感があれば、期待する効能のために飲み続けないでください。
君山銀針は白茶ですか?
黄茶です。白毫銀針は白茶に属します。「銀針」という似た名前でも製法は異なります。
関連するお茶
関連項目
中国茶ガイド